Passion Leaders 活動レポート

パッションリーダーズの活動レポートブログです。著名な経営者を登壇者に迎える定例セミナーの模様などを発信しています。

カテゴリ: 会員インタビュー

パッションリーダーズでご活躍中の会員さまに、入会の経緯やどのような活動を通じてパッションリーダーズをご活用いただいているのかをお話いただくインタビュー企画、第3回目は﨑本 正俊さんにご登場いただきます。﨑本さんは、パッションアカデミーでは副委員長をつとめ、営業についての講義を受け持っていらっしゃいます。パッションリーダーズとの出会いやパッションリーダーズで活動するにあたる心構え、またコロナ禍で経営者に必要なスキルについてオンラインインタビューで伺いました。

株式会社Growup
代表取締役
﨑本 正俊さん


ーーパッションリーダーズとの出会いをお伺いできればと思います。パッションリーダーズを知るきっかけを教えてください。

﨑本さん経営者の知人に近藤代表理事を紹介していただき、パッションリーダーズを知りました。その知人が主催する交流会がありまして、そこで知り合った他の人にも「近藤くんというすごく面白い人がいるから﨑本さんも一回会っていた方がいいぞ」と言われました。それで近藤代表理事とは無料講演に参加する前に一度お会いさせていただきました。直接お会いしてこの人はすごいと感じまして、近藤代表理事の書籍を全て購入して読み、YouTubeも見て大阪の第1回目の無料講演に知り合いを連れて参加し、そのままパッションリーダーズに入会しました。

ーー近藤代表理事への興味がきっかけだったのですね。パッションリーダーズにはさまざまなコンテンツがありますが、どのようなことを期待して入会されましたか?やはり、「学びたい」というお気持ちが強かったのでしょうか。

﨑本さん入会時は「学びたい」は正直なかったですね。とにかく「この人(近藤代表理事)と何か一緒にできたら面白いな」と考えていました。近藤代表理事と出会い衝撃を受けたのは「経営者ってこんなことまでできるんだ!」ということです。こんな経営者がいることを想像もしていなかった。例えば、独身の頃は結婚後の生活を想像できないですよね。自分の親の姿から「結婚生活ってこんな感じか」と想像してみてもあくまでもそれは”自分の親”のイメージで、何事も身近な人物から想像できる範囲に収まりがちです。僕の中の経営者像もそうでした。近藤代表に出会って、経営者でありながら芸能界・スポーツ界・政財界とこれほどの規模にここまでの影響力をもつ人物がいるのか、こんなにも人生って楽しめるものなのかと圧倒されました。当時パッションリーダーズの無料講演で流されていた動画を見て、経営者ってここまでいけるのか思いました。近藤代表理事やパッションリーダーズの活動を知って自分の世界が広がったんです。

ーーパッションリーダーズに入会してよかったと感じる点はありますか?ご自身のビジネスに何か影響はありましたか?

﨑本さんビジネスで何か影響を受けたというより、まずいちばん大きかったのはパッションアカデミーに関われたことです。アカデミーが立ち上がる前、実はパッションリーダーズへ誘ってくれた知人と共に近藤代表理事の元へ伺いネクシィーズの研修講師としてお力になれないかというお話をさせていただきました。近藤代表理事に「じゃあ、何(の研修)ができる?」と尋ねられたので僕は「営業を教えることができます」と答えました。その時にちょうど今パッションアカデミーを作ろうとしていることを聞き、だったらそこで講師をやりたいです、と。
近藤代表理事には講師をするならまずはパッションリーダーズの参事になって欲しいと言われたので、そのために動きました。近藤代表理事と仲良くなりたかったので、求められていることに協力したいという思いでした。

パッションリーダーズの参事になって役員会議に参加するようになりましたが、正直、参事になって最初の会議はもう居心地悪くて(笑)。とても緊張感がありましたし、錚々たる経営者がいると感じられ萎縮していました。いい意味で刺激をうけたのと同時に、自分はまだまだだなと思いました。要は気後れしていたのですが、それはなぜかと考えると自分を主体に考えていたからだと気づいたんです。ここに集まるみんなのために何ができるかを発信するようにしていくとだんだん気後れすることもなくなっていきましたね。
アカデミーが始まり講師ミーティングに参加する際も、アカデミーをよりよくするために行動する時には遠慮もないし、気後れもありません。近藤代表はいつも「利他の心」って言いますよね。アカデミーやパッションリーダーズをよくするためにはどうすべきかを考えて関わっていくことが大事だと思っています。

ーーパッションアカデミーで実現したいことがありますか?

﨑本さんパッションアカデミーを通して日本が元気になっていけばいいなと思います。パッションアカデミーの受講生だけでなくパッションアカデミー講師同士も刺激しあいながら成長してきたいです。経営者ってやっぱり誰よりも学ばないといけないと思います。

ーーリアル開催とオンライン開催のイベントは講師にとっても違いはありますか?

﨑本さん講師側としては、その場の反応を感じ取りにくいです。Zoomでは参加者の顔は見えますが、ミュートで参加されるので感じ取れない部分が出てきます。だからとうしても一体感が生まれにくいということがオンラインのデメリットです。それを解決するためにブレイクアウトルームですとかさまざまな工夫を凝らしてコミュニケーションを随時取るように心掛けています。
逆にオンライン開催は、自宅にいながら全国どこでも参加できるということが圧倒的なメリットです。

ーー全国どこからでもアカデミーにアクセスできるようになり、どこにいても「学び」の機会を得ることができる世界なりますね。ウィズコロナの社会で経営者はどのようなスキルが求められるとお考えでしょうか。

﨑本さん今必要とされるスキルは「共感力」だと思っています。
改めて、お客様がどんな人で何を求めているのかを徹底的に考えることが必要になると思います。本質的なお客様の困りごと、お客様が本当に求めているものは何なのかというある意味ビジネスの原点だと思います。自分は何ができるか、何をやりたいかではなく、今お客様や周りにいる人たちが何に困っているのか。お客様のニーズも変わってきていると思います。新しい日常でのニーズは、今までお客様が求めていたこととはちょっとずれが生じるケースが出てくるはずです。ですから、本当の意味で今相手が何を求めているのかをしっかりと考えなければなりません。

ーーその「共感力」は、パッションリーダーズでの活動を通して伸ばすことができるスキルだと思いますか?

﨑本さんそれはできると思います。この共感力の源って「興味」なんです。パッションリーダーズで活動していると、同じような業界の中で自分のモデルとなるような人に出会います。近藤代表理事、各地のBranchマネージャー、参事、いろんな業界のパイオニアと言われる方々に出会い、その方に興味を持ちますよね。興味を持つということは共感していることなのです。

ーーこれまでのインタビューで、アカデミー講師の皆さんは講師になられてからご自身の事業も伸びていると伺いました。講師になられてより学ぶ機会が多くなったということでしょうか?

﨑本さん講師ミーティングに参加できることが一番大きいです。近藤代表理事も参加されるこの講師のミーティングでの体験が実は一番学びになっていると感じています。ここでの経験はそのまま自社に持ち帰って活用できるんです。
講師という職業柄、ミーティングで体験したことを自社の人間にも「伝える」ことはそれほどに難しくはありません。なので、講師になって学んだというよりは、あのミーティングに参加し、体感覚で学んでいます。

ーー﨑本さんは講師ミーティングを通じて学び、その学びを自社に活かしているのですね。会員の皆さんにはパッションリーダーズ中でさまざまな体験をしていただきたいと思えるお話ですね。

﨑本さん本当にそうなんです。ただぼんやりと参加するだけだと遠慮をしてしまうしよくわからない。だから参事とかリーダーとかの役割を持つことが大切だと思います。
僕はアカデミー講師になったことで、アカデミーと自身の仕事が忙しく大阪のBranchのイベントは全く参加できていませんでした。しかし参事ミーティングで大阪があまり盛り上がってないという話になり、これはなんとかしたいと考えたときに、だったらまずはアカデミーから盛り上げようと考えたんです。アカデミーに人を集めることでBranch自体も少しずつ盛り上がり、参加者の満足度も上がっていきました。興味があるコミュニティに属して、そのコミュニティのために何ができるか考えて行動することが重要です。そのような体験を通じて自社の経営のヒントを得ることができるんだと思います。


講義中の﨑本講師

ーーパッションリーダーズをまだ活用できてないと感じていらっしゃる方は、まずは何でもよいので何かポジションを見つけるとよいと。

﨑本さんいろんなBranchや部会に一通り参加して、自分がまた行きたいなと思った何かに関わるようにしたらいいと思います。好きな部会でもなんでもいいのでそこで「何か自分にもできることありませんか」と。組織の中では役割があるからできることってやっぱりあります。僕もアカデミーの副委員長にしてもらったことでできるようになったことが多くあります。アカデミーを中心にパッションリーダーズに参加するようになる、役員会に参加するようになる、そうすると横のつながりができてくるじゃないですか。
与えてもらうとか受け取るだけではなく、自らは何を与えられるか。自分が好きなグループで自分がそのグループのためにできることをしたら、いつかきっと自身の事業に返ってきますよ。

ーー最後に、これからパッションリーダーズで活動する方に向けて何かメッセージをいただけますか?

﨑本さんパッションリーダーズはすべてが揃った環境だと思っています。自分が迷ったときに相談できる相手がいる。いろんなことを学べる。そして自分ひとりでは経験できないことをパッションリーダーズだからこそ経験できる。パッションリーダーズだから行けたり、出来たりすることがたくさんありました。僕はQ.E.D CLUBへ行った時に、こんな経験もできるんだと感動したんです。Q.E.D CLUBに限らず、会員制の宿泊施設を特別に利用できたり、ネクシィーズさんのセミナールームも会員なら無料で利用することもできたりします。パッションリーダーズだからできることがたくさんあります。パッションリーダーズならできることを体験してビジネスのヒントを得て欲しいと思います。
自分たちの『パッションリーダーズ』をより良いものにしていきましょう!


オンラインインタビューの様子

ーー﨑本さんインタビューをお受けいただきありがとうございました。



パッションリーダーズでご活躍中の会員さまに、入会の経緯やどのような活動を通じてパッションリーダーズをご活用いただいているのかをお話いただくインタビュー企画、第2回目は野津 浩嗣さんにご登場いただきます。パッションアカデミーでは学長を務め「学びのコンテンツ」強化にご注力されている野津さんの、パッションリーダーズとの出会いやパッションアカデミーのこれからについてお話しを伺いました。

株式会社アニメートエンタープライズ
代表取締役
野津 浩嗣さん


――パッションリーダーズとの出会いをお伺いできればと思います。パッションリーダーズを知るきっかけを教えてください。

野津さん 福岡で開催された400名くらい参加していた近藤代表理事の無料講演がきっかけですね。福岡で初めて開催された無料講演だったと思います。初代のパッションアカデミー学長の方に誘われて講演へ行き、即日入会しました。

ーーパッションリーダーズのどのようなところに魅力を感じたのか、入会の決め手を教えていただけますか?

野津さん入会のきっかけは長いのですが…。それまで経営者団体の会には入ったことが無く、仕事柄全国飛び回っているし、そんな会に入らなくても1人やっていけるので「経営者団体の会に入るやつは弱いヤツだ」とまで思っていました。
しかし、近藤代表理事の講演が「非常に面白い」と感じたのと、実は過去に「顧客を獲得できるセミナーづくり」という書籍を出しておりまして、その中でプレゼンの構成は「起承転結、ストーリーが大切だ」と書いていました。無料講演で近藤代表理事は「世の中はこうだ」「課題はこうだ」「我々ならこう解決できる」と簡潔にお話しされていて、『自分と同じ考え方をしている人がいる!この人絶対すごい人だ!』と思い、即入会しました。

――では、パッションリーダーズへの入会に際して期待した点は、近藤代表理事と直接話をすることでしょうか?

野津さんそうですね、もちろんそれもありますが、一番期待したことは「学び」でした。トップリーダーたちが福岡に来てくれて、勉強できる機会があるという点が非常に魅力的でした。

――入会時から「学びのコンテンツ」に注目されていたのですね。その一つであるバッションアカデミーの講師、そして学長を務められていますが、そのきっかけを教えてください

野津さんまずアカデミー講師の募集がパッションリーダーズ会員内でありました。パッションリーダーズ アントレプレナー立ち上げのため、その講義をもつ講師の第一回目の募集を事務局が行なっていたんです。
一次選考は映像審査で、自分の得意なセミナーを動画に撮って送りました。二次選考は一次通過者が招集され、改めて講師募集の趣旨を説明いただきました。僕は研修業界に長くいるので、『この説明だけで終わるわけない、絶対プレゼンがある』とわかっていました。なので、わざと3列目に座って最初の人がプレゼンを行なっている間に自分のプレゼンを組み立てようと考えてました。でも事務局の方に「野津さん一番前に座りましょう!」と声をかけられ、一番前の一番端の席に座ることになってしまいました…。結局、一番最初にプレゼンをしました。僕はベンチマークにされたんです(笑) その二次を通過し、三次は事務局との面接でした。そこから代表の良しという判断で決まっていきました。三次選考まであるんだ…と驚きましたね。

――野津さんは研修業界に身を置かれてもう30年ほどですよね。前歴である政府特殊法人日本道路公団に入社されてからずっと研修業をされていたのですか?

野津さん入社してからすぐは現場にいました。だいたいそういう会社では20代後半頃には「進む道」が決まります。僕は内勤になり、新入社員の技術者研修をするようになりました。研修が上手くならないと新入社員が育たないなと思い、心理学やコミュニケーションの勉強を始めたことがこの業界に入ったきっかけです。その後、研修会社に転職し、さらに独立しました。

――どのような経緯で独立されたのでしょうか?

野津さん研修会社からの独立はいきなりでした。何も準備もない状態です。
研修会社ではコーチングを担当していて、そのコーチングが流行ってきたんです。当時、福岡にいたのですが東京でコーチングをしてほしいと転勤命令が出ました。でも、僕は過去に5年の単身赴任を経験していて、再び単身赴任になってしまうことが嫌で取締役をしていたのにも関わらず拒否したんです(笑)。取締役が会社の命令に背くことになるので、会社を辞めざるを得なかったんです。それで独立に至りました。起業に関する知識はなかったですし、考えたこともありませんでした。なんの準備もなく独立のための勉強もしていないので、色々遠回りしています。たくさん失敗もしましたし、ビジネスで騙されることもありました。

――準備もなく起業をされた経緯がよくわかりました。アントレプレナー受講生は経営者・起業を目指している方ですが、教えるにあたり難しいことはありますか?

野津さん教える側として難しいことは何もありません。皆さん貪欲に学んでくれますし、アントレプレナー受講生はこれから起業したいと考えている方々で特に熱心ですから教え甲斐があります。ひとりひとりコンサルティングできればもっと起業率を上げられるのでしょうけど、スクール形式なのでその点が難しいですね。

――手応えはありますか?

野津さん経営者は自身の経験で成長します。講師たちの失敗を提供できるところに「学ぶ」とか「つながる」があると思いますね。

学びにも大きく分けて「スター経営者の話を聞きたい」というニーズと、「もっと身近なことを学びたい」というニーズがあります。本気集中起業講座、超経営力アップセミナーは後者ですね。アカデミーの講義は受講生に手を動かさせます。大の大人が宿題してますよ。実際に手を動かすことで学びの幅が広がって、自分のものになります。

――これからアカデミーで実現させたいことはありますか?

野津さん本気集中起業講座は現在7期生まで輩出しています。受講生にはこの勉強で終わりにせず、学んだことを活かして、起業してそして事業を伸ばしてほしいです。もっと言うと、このアントレプレナー受講生の中から上場会社が出てほしいと思っています。 パッションリーダーズ会員の受講も増えていて、ニーズもますます広がっています。この本気集中起業講座を初級とするならば、もっと体系化した「中級レベル」の講座を増やしてそういったニーズに応えていきたいと思っています。もっと欲をいえば、近藤代表理事による上場スクールなど「上場を目標とした上級者向けの講座」もいいなと。スケジュール的に不可能だと思いますけど(笑)。 この初級・中級・上級の3軸で充実させていくことが理想です。

初級の本気集中起業講座ですが、来年初の試みがあります。実は…オリンピックの影響で東京以外に住んでいる講師が東京に来ることができません。なので、来年の夏は東京の講師だけで開催する、または東京開催を延期して大阪などの地域で講座を開くことも検討しています。これまでは東京を中心にしていたこれらの講義が、オリンピックのおかげで地方開催ができるかもしれません。東京以外にもたくさん学びたい人がいますよね。こういう機会を活かしてBranchでも本気起業集中講座ができる環境を整えていきたいです。

――パッションアカデミー学長から見てパッションリーダーズについて何か思うこと、改めてお気付きの点ありますか?

野津さん「もっと学べばいいじゃん!」と思います。僕が東京に住んでいたら、毎月でもメジャーな経営者の皆さんのセミナーに絶対参加しますよ。それ以外に月2コマの超経営力アップセミナーに参加するだけでも完全に月1万円の会費の元が取れると思います。経営者自ら学ばないと部下が育たないし、経営者が成長するからこそ会社・部下が成長します。もっとパッションリーダーズを活用してほしいと思います。


講義中の野津さん

ーー野津さん、インタビューをお受けいただきありがとうございました。

パッションリーダーズでご活躍中の会員さまに、入会の経緯やどのような活動を通じてパッションリーダーズをご活用いただいているかをインタビューしていきます。
第1回目となる今回は、明石知樹さんにご登場いただきます。パッションアカデミーで資金調達・融資アドバイス等経営に必要なお金の知識に関する講義を担当している明石氏の、本会との出会いやアカデミー講師となった経緯などについてお話を伺いました。

株式会社Co-creating partner
代表取締役
明石 知樹さん


ーーまずはパッションリーダーズとの出会いをお伺いできればと思います。パッションリーダーズを知るきっかけを教えてください。

明石さん起業する前は渋谷にある銀行の銀行員でした。その時に先輩がネクシィーズさんを担当していて、ネクシィーズさんの名前は知っていました。その後起業してから、パッションリーダーズに入会している友人にイベントに誘われました。私も興味があったので行ってみたら、それがパッションリーダーズの無料講演でした。

ーーパッションリーダーズにご入会されたきっかけを教えていただけますか。

明石さん多くの方が同じことを感じられると思うのですが、私は近藤代表理事の講演を聴いて『すごい!』と、とてもワクワクしたんです。それで入会を決めました。
あと、これは私だけだと思うですが…私は近藤代表理事と同じ大阪の出身でして、大阪のどちらの出身か伺ったらなんと同じ幼稚園に通っていたことがわかりまして…もうこれは運命だ!と思いました(笑)。これもワクワクした理由のひとつですね。

ーー入会時、パッションリーダーズに期待していたことは何ですか。

明石さん入会した2015年の私のステージは、起業1年目でまだビジネスモデルもなく事業も軌道にも乗っていなかったので、パッションリーダーズで学んで経営者としてスキルを身につけていきたいと思いました。
それと、モチベーションを高められそうだと思いました。もっと大きなビジョンを描くことが出来るのではないかという期待がありましたね。

ーーやはり、「学び」のコンテンツは重視されていたのですね。

明石さんそうですね。私自身学ぶことが好きなので。

ーーその後「学ぶ」側から「教える」側になられたことになりますが、パッションアカデミーの講師になられた経緯を教えていただけますか。

明石さん講師になったきっかけは、近藤代表と1対1で対話するドリームミーティングです。「お金に関する講座を開きたい」とお願いをしました。
私は起業して、もっと日本に起業家が増えるような環境を作りたいと思っていました。その環境作りを銀行でできると思っていたのですが、なかなか難しくて…もっと起業家を育成するようなポジションになりたいと考えていました。

入会した頃のアカデミーセミナーには、お金に関して教えてくれる講義がありませんでした。起業してすぐのアーリーステージの起業家はお金に苦労する方が多いので、お金に関する講義があるべきだと感じていました。なので、ドリームミーティングで「僕、この授業できると思うのでやらせてください!」とお願いしたんです。起業する前は銀行員ですから、人前で話す経験はありません。ですが、近藤代表は「わかった。気持ちは伝わった。まずどんな講義ができるのか動画を撮って送ってくれ」と、熱い思いを受け止めてくださいました。

すぐに講義の動画を撮影して送り、その後、講師陣の前で実際にデモ講義を行いました。その時は﨑本講師に「明石くんは人前で話したことある?」と言われ、「ないです!これから頑張ります!」と(笑)。
まだ人前で講義することは早いのではないかという意見もあったのですが、近藤代表理事は「でもこのコンテンツは必要だ」「話し方は回数を重ねることでうまくなるんだから、みんなでサポートしてやれ」とおっしゃってくださいまして…他の講師の皆さんのサポートを受けながら講師になりました。

講師として力不足な状態でチャンスをいただけたということに対して、近藤代表理事には今でも感謝しています。恩返しをしたいと思い、アカデミーの運営も積極的に自分から動いています。

ーー講師を始められてから、パッションリーダーズについて改めてお気づきになったことや思うことはありますか。

明石さん実は他の経営者団体へも参加してみたりしているのですが、この会費でここまで学べるのは本当にパッションリーダーズしかありません。多分、僕が一番パッションリーダーズを活用してます(笑)。アカデミーの講師をしていますし、定例会やその他イベントも含めると最低月7回は参加しています。オンラインアカデミーも受講していますので、イベントはほぼ網羅しています(笑)。

ーー現在パッションリーダーズ事務局でも学びのコンテンツに力を入れて取り組んでいるのですが、講師をされていて悩んでいる点などありますか

明石さんアカデミーって超初心者の人が参加するようなコンテンツだと勘違いされがちなのですが、どのようなステージの方でも学びとなる講義内容になっています。初期に行なっていた講義よりかなりブラッシュアップを重ねて、現在はより実践的な内容が盛り込まれています。定例セミナーに登壇されるのは超一流の方々なので、もちろん学びと刺激にはなりますが、起業して間もないアーリーステージにとっては少し遠くてすぐに実践できるものではないと感じることも多々あるんです。
だから、より身近な内容の「超経営力アップセミナー」も受講して、ご自分のビジネスモデルにすぐに落とし込んで欲しいと思います。私たちも他講師の講義で学び、業績を実際に伸ばしています。講師陣が実績を作って見本になっていこうと取り組んでいるのです。さらに皆さんが興味を持ち、参加したくなるコンテンツにしていきたいですね。

ーー2020年度の超経営力アップセミナーの展開について教えていただけますか。

明石さん2020年度の講義計画はまだ明確には決まっておりません。しかし、どんな方でも沢山の学びを得られる講義になるよう、もっとブラッシュアップしていきます。

講義中の明石講師

ーー明石さんインタビューをお受けいただきありがとうございました。



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