6月はTOHOKU Branchならではの特別な想いの込められたツアーが実施されました。その一部をご紹介します。

TOHOKU Branch アカデミー&グルメ部会共催|復興支援ツアー


“11”の日付にちなんだ2023年6月11日(日)、TOHOKU Branchでは「復興支援ツアー」と題して、宮城県や岩手県の沿岸部などを移動し被災地を巡る一泊ツアーを開催しました。現地を視察しながら、地元の方から想像を超えるようなリアルな体験談を聴いたり、震災の爪痕や復興の現実を目の当たりにして、驚きと学びの詰まった貴重な機会となりました。

はじめに、当時のままの風景を残した宮城県石巻市の震災遺構 大川小学校を視察。そこでは献花をし、資料館などを見て回りました。


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それから雄勝町、女川町の沿岸部にも立ち寄り、復興の方針の違いにも触れることができました。(写真下は雄勝町の堤防)

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また、被災した町役場の方に講演していただき、間一髪生還されたという、壮絶な当時のお話を聴かせていただくことができました。その中には、大切な社員や家族の命を守る危機管理や防災意識の面での、経営者という立場に向けた注意喚起も盛り込まれており、ぐっと身近なことに感じられたのと同時に実践型の学びを持ち帰ることができました。

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ランチには地元の海鮮丼がふるまわれ、また夕食時には一日を通して感じたことを東北圏外からの参加者とも感想をシェアし合うなどして、大切な時間をみんなで共感・共有しあい、涙する場面もありました。命の尊さを再確認するとともに、より一層心の絆が深まりました。
イベント参加者からは、「津波の教訓、体験者でないとわからないとても貴重なお話を聞けて、素晴らしい企画に参加できて良かった。」「こうして少しでも触れることが本当に大切だと改めて感じた。」などの感想が寄せられ、もっと全国の皆さんにも届けたい、という気持ちが強く刻まれた様子でした。

今回はTOHOKU Branchにしかできない、生きた学びを得る貴重な機会となりました。
今後もパッションリーダーズならではの、Branchごとの特色溢れる活動にご期待ください。