
2月24日(火)、経済産業省後援[2月]パッションリーダーズセミナーを開催しました。
講演には、AI CROSS株式会社 代表取締役CEO 原田 典子 氏にご登壇いただきました。
今回は原田氏と親交のある、パッションリーダーズ会員の株式会社IR Robotics 金 成柱(キム ソンジュ)社長との特別対談でお送りしました。原田氏に聞きたい7つのトークテーマを用意し、令和初の女性上場企業社長として、ご自身の生い立ちと関連づけながら上場までの軌跡をお話しいただきました。
講演の一部をご紹介します。
楽しく働く人を増やしたい
学生時代をドイツで過ごした原田氏は、異文化の中、言語の壁がありながらも日本人であることに誇りを持ち続けていました。
慶応義塾大学卒業後、ドイツ系ソフトウェア企業へ就職。アメリカの企業に就職し、結婚と出産を経ていく中で、当時手掛けていたワイン事業を離れ、日本に戻る決断をされます。そこでアメリカでの生活や韓国を主とした事業をヒントに、現在の主力事業となる、SMSを使うメッセージングビジネスとチャットビジネスを立ち上げたといいます。
当時は子会社上場が難しい時代と言われ、親会社が半数以上を持っている状態において、「この形では誰も本気で上場すると思わない」とされ、資金調達もまったく進まなかったといいます。
この状況を打破するためのポイントは、アメリカと日本の事業の違いを明確にすることが重要と気づきます。そこからは日本で通用する事業拡大戦略を見出していきました。親会社の比率を下げVCを入れたり、導入事例重視にあわせた営業を進め、創業から4年7か月で上場を果たされました。
自分のように子育てをしている人が働きやすい環境を作り上げる
さらに今後の展望としては、自分自身が日本に対してできることは何かを考え、海外でマイノリティーとして生きてきたことを活かして、企業家としての女性の地位を確立していきたいと力強くお話しされていました。そしていずれはもう一度アメリカへ進出することを見据えた、原田氏の今後の挑戦にも期待が高まる講演となりました。
講演のあとの質疑応答では、女性ならではの質問も多く、原田氏自身の母親と起業家の二つの顔をもつ中で「限られた時間だからこそ大切にする」という考えを、たっぷりとお話しいただきました。
講演は会員無料でご視聴いただけるオンラインアカデミーで公開予定です。
参加が叶わなかった方はぜひご覧ください。自身の経営に取り入れ、実践していきましょう。




