Passion Leaders 活動レポート

パッションリーダーズの活動レポートブログです。著名な経営者を登壇者に迎える定例セミナーの模様などを発信しています。

2022年08月

タイミー小川氏が考える「解決すべき日本の最も大きな課題」

2022年7月27日(水)に、全国定例会を開催しました。
講師にはパッションリーダーズのセミナー初登場となる株式会社タイミー 代表取締役 小川 嶺 氏にご登壇いただきました。
スキマバイトアプリのTimee(タイミー)は2018年8月のアプリリリースから1年半の間に導入店舗数が1万店舗を超え、ユーザー数は100万人超え。ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から合計23億円もの資金調達や橋本環奈さんを起用したテレビコマーシャルも話題になりました。

小川氏が考える「解決すべき日本の最も大きな課題」とは?講演の一部をご紹介します。

「少子化」を解決できる人になる。

簡単なことではないと承知のうえで口に出さないと実現できないので、あえて表明します。
日本人として少子化問題は解決したい。生涯をかけてチャレンジしていくつもりです。
日本に2千万人いると言われている非正規雇用者と呼ばれる方たちに、Timeeを通じて何か出来ることがあると考えています。
Timeeと少子化は無関係だとは捉えておらず、シナジーを生み出せると信じています。

講演は会員無料でご視聴いただけるオンラインアカデミーで公開予定です。参加が叶わなかった方は是非ご覧ください。

また、パッションリーダーズ公式のインスタグラムでは講演のキーワードのご紹介も行っていますので、チェックしてみてください。

パッションリーダーズではしっかりと感染予防対策をとって皆さまをお迎えしています。ビジネスを広げるきっかけに、ぜひたくさんのイベントに足を運んでみてください。

レゴランドに子どもたち25名を無料招待!

2022年8月3日、LEGOLAND JAPAN RESORTに、250名を超える児童養護施設の子どもたちを招待しました。
この企画はNAGOYA Branchが中心となり発案・実施しました。名古屋市内の16箇所の民間児童養護施設に居住する、何らかの理由で親から十分な愛情を受けられていない子供たちに、笑顔になってもらう体験を得られるきっかけをプレゼントするという社会貢献につながる企画です。

イベント開催までの間、NAGOYA Branchの担当者は各地のイベントに足を運び、企画の趣旨を説明し募金を募りました。地道に資金を集め、ついに本企画をレゴランド側に提案したところ、趣旨やパッションリーダーズの想いにご賛同くださり、ぜひ無料で招待させてもらいたいという有難いお申し出をいただきました。そのご厚意に預かり、子供たちを無料で招待させてもらえることになったのです。
集まった募金は、当日子供たちが着用するTシャツに充てさせていただきました。ご賛同いただいた皆さま、ありがとうございます。

パッションリーダーズのTシャツを来て園内を散策する参加者(左)、企画の中心となったNAGOYA Branchのメンバー(右)
パッションリーダーズのTシャツを来て園内を散策する参加者(左)、企画の中心となったNAGOYA Branchのメンバー(右)

NAGOYA Branch マネージャーの佐々木 永年氏は今回のイベントに対する思いをこのように語ります。

「私たちはNAGOYA Branchでの活動を通して、多くの学び、自身を磨き、そして仲間とのつながりを得る事が出来ました。それも、名古屋という地域でビジネスをさせて頂けているおかげです。NAGOYA Branch 10年目という節目のタイミングでこの感謝の気持ちを地域に示したいと考えました。そこで私たちは地域の将来を担う子供たちのために何かできないかと考え、児童養護施設に居住している子どもたちに笑顔になってもらう体験をプレゼントすることが、パッションリーダーズNAGOYA Branchができる地域性のある社会貢献であると考え、今回の企画をスタートしました。 パッションリーダーズを通して、子どもたちにリーダーのかっこいい背中を見せ、夢や希望を与えられたら良いな、と心から思います。NAGOYA Branchは一丸となってより良い社会づくりに尽力します。」

また、代表理事の近藤は、「日本の未来を担う彼らの受け皿としての希望となり、人生の選択肢を増やしたいと彼らの笑顔を見て心からそう感じた」と話します。

集まった子どもたちはお揃いのパッションリーダーズTシャツを着用しレゴランドを一日中堪能した様子でした。本企画に限らず、これからも社会に貢献できる活動を続けてまいります。

SHOWROOM前田氏が語る「事業創出の根源」

7月7日にNAGOYA Branch 運営委員会企画セミナーを名古屋ルーセントタワーで開催しました。前田 裕二氏(SHOWROOM株式会社 代表取締役社長)をお招きし特別講義にご登壇いただきました。この日のためだけにご準備いただいた講演テーマ「事業立ち上げとアイデア創出」についてお話しいただきました。
講演内容の一部をご紹介します。

前田氏の考える事業とは「誰かの痛みを取り除くこと」だと言います。事業を生み出す根本には「苦しさや痛みを持っている人を救うためにはどうしたらいいか」という発想があります。
前田氏が手がけるSHOWROOMは誰でも簡単にライブ配信ができ、視聴することが可能です。何かを表現したいと思う配信者には「ファンがつかない、いつまで経っても夢が叶わない、好きなことで生きられない」という痛みがありました。そして視聴者には「寂しい、存在価値を強く感じられない、夢中になれない」という痛みがあります。それらの痛みを感じている人たちに向けて「誰かに必要とされている感覚」を提供し、現代の究極の痛みの解除を行なっている、それがSHOWROOMだと言います。
芸能界・インフルエンサー・YouTuberもトップの約1%しかその仕事で食べていけない。前田氏はそのようなピラミッド構造が存在する世界でどうやったらまだ見ぬ才能を見出せるだろうか?他とは違う形で人を喜ばせることのできる新しい才能が、世の中には無数に眠っているのではないか、と考えていました。
SHOWROOMでは人がファンを増やすために何をしたらいいのかを科学的に分析しています。1つの分析結果として、「配信頻度・配信時間」などと言った「情熱がある人(より多く長く自分の好きなことをしている人)」がファンの数と強く相関していることが分かってきました。年齢や性別、見た目も越えていくのが特徴で、80歳を越えた配信者の方もいらっしゃるそうです。
ライブ配信は性別・年齢・歌のうまさなど関係なく、情熱や思いの大きさで決まるフェアな世界。視聴者はライブ配信で同じ時間を共有して空間を擬似的に共有でき、寂しさや自身の存在意義を再確認できます。配信者と視聴者はお互いに必要な存在になるのです。「"人から必要とされていないのではないか"という恐怖・痛みから解放してあげたい」という気持ちが、SHOWROOMのビジネスモデルの根源にあります。
さらに前田氏は、「自分はこのビジネスモデルを好んでいて、これからも自分が事業を創り出すなら"誰かの痛みを取り除けるビジネスモデル"にします」とお話しくださいました。

講義後には参加者から事前に寄せられた質問にお答えいただく時間が設けられ、1問1問丁寧にご回答いただきました。
参加いただいた方からは「すべてに答えてくださる姿に感動しました」「素敵なお人柄が伝わりました。今の仕事への愛情や情熱を大変感じました」と言った感想をお寄せいただきました。

講演の様子

次回のNAGOYA Branch運営委員会企画イベントは、12月に開催いたします。今回のようなすぐに実践できる学びの企画を考案中です。乞うご期待です!

東京ジョギングPARC 100回記念!淡路島RUNを開催しました

TOKYO Areaジョギング部会開催100回を記念し、東京を飛び出して兵庫県 淡路島でイベントを開催しました。近隣の大阪や四国の会員の皆さまにもご参加いただき、さらにパッションリーダーズ理事で、ジョギングPARC特別コーチを務めていただいている佐藤 裕久理事(株式会社バルニバービ 代表取締役会長)にもご参加いただきました。

淡路島は2015年からバルニバービが力を入れている地方創再生プロジェクト「FrogsFARM ATMOSPHERE」のエリアとして注目されています。バルニバービが手掛ける廃校を活用した食・アート・学び、地域との融合施設「SAKIA」を視察し、佐藤氏に地方創再生について約40分間の講演を行っていただきました。

そして翌日はジョギングPARCらしく、朝RUNを実施。宿から約4㎞の距離にある、日本最古の神社 伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)までゆったりジョギングを楽しみました。ジョギング後の朝食ではミルクや食パンなどは現地の食材を使用したものが提供され、その味は格別で素敵な旅の締めくくりとなりました。

イベントの様子

参加者の皆さまからは、「1泊2日という濃密な時間を過ごせたことで、普段のイベントとは違ったメンバーの一面を知るきっかけになりました!」と好評のお声をいただき、来年も企画してほしいという嬉しい感想もいただけました。

解散後は有志で募ったメンバーで、パソナグループが手掛ける地方創生の施設を見学しました。学び多き旅となったようです。

今後も会員の皆さまのお声を反映しながら、学びあり交流ありのイベントを企画してまいります!

LIFULL井上社長が目指す 「ソーシャル・エンタープライズ」

2022年6月28日(火)に全国定例会を開催しました。
今回はパッションリーダーズ理事でもある井上 高志 氏(株式会社LIFULL 代表取締役社長)にご登壇いただきました。前回ご登壇の1年前は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けリモートでのセミナー開催でした。リアルでの登場は約3年ぶりとなり、多くの会員の皆さまに来場・オンラインにてご参加いただきました。

「LIFULLは社会問題解決型企業(ソーシャル・エンタープライズ)の代名詞を目指しています」と語る井上氏。LIFULLは”常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を与えられる社会の仕組みを創る”という経営理念を掲げています。井上氏は創業時「住まいは人生で一番高い買い物にも関わらず、情報は紙媒体中心で流通し買い手は情報が不十分なまま物件を検討しなければならない」という課題に気づきました。すべての人々が理想の住まい・暮らしに出会える、そんな社会を実現したいと考えるようになりスタートしたのが日本初の不動産ポータルサイトでした。

現在は不動産業界だけにとどまらず、介護や流通など様々な社会問題を解決する約40の事業があり、世界63カ国で不動産情報サービスを展開しています。企業の在り方や経営思想など井上氏の多くの体験をお話しいただきました。

セミナー動画はオンラインアカデミーにも公開予定です。お楽しみに!

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