オフィシャルサイトでも公開している通り、パッションリーダーズでは緊急事態宣言全国発令中であった4月17日~20日にかけ、新型コロナウイルスの経営への影響を調査する緊急アンケートを会員企業に実施し、1071件の回答を得ることができました。
調査結果によると、新型コロナウイルスによる経営への影響が「ある」と答えた方は96.6%にのぼりました。中でも「かなり影響を受けており、このままでは経営的に危うい」と回答した方は全体の25.6%、「それなりに影響を受けており、対策や支援を受けることが必要」と回答した方は全体の44.4%存在しました。一方、公的支援の「利用なし」と答えた方が429名おり、『オンラインで完結できないため利用が難しい』、『助成金の受付先となる担当者の理解が追いついていない』など公的支援利用におけるハードルや課題が浮き彫りになりました。
当調査は日本経済の基盤である、企業数99%、雇用の約7割を占める中小企業・小規模事業者の実態をけん著に表すものとして、官公庁その他さまざまな調査機関にも共有されており、長期化が予想されるコロナ禍において、会員の皆さまには継続的な調査への協力を求めるものであります。
調査結果トピックス
・新型コロナウイルスの経営への影響
・公的支援の利用状況
・公的支援の利用手段
・公的支援利用にかかる費用について
・公的支援利用におけるハードルや課題
・経営者交流会パッションリーダーズの活動についての希望
本アンケートの実施概要
対象:一般社団法人パッションリーダーズ会員企業および個人事業主
期間:2020年4月17日〜2020年4月20日
回答数:1017名
当調査の報告書については、以下URLをご確認ください。
https://www.passion-leaders.com/news/news200427.html
パッションリーダーズでは、2011年の東日本大震災直後の設立以来、会員同士の交流やセミナーを通じた次代の日本を担う経営者の成長及び事業の発展による、積極的な社会貢献を目指してまいりました。起業家精神を大切にしているパッションリーダーズの会員は中小規模の企業経営者が多くを占めており、アンケートではより社会の実態に迫る結果を得られたのではないかと考えています。調査結果を基に、引き続き日本経済の主役である中小企業・小規模事業者を支援し、経済の持続的な成長につなげる社会の実現を目指し、さらなるサービス強化に取り組んでまいります。