夢があるから強くなる

ゆるぎない情熱と壮大な理念こそが、夢を叶える唯一の道
Jリーグ創設までの全てを語る

川淵 三郎氏(公益財団法人日本サッカー協会 最高顧問) 今回の定例セミナーは、Jリーグ初代チェアマンで、現・日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎キャプテンにご登壇いただきました。

サッカーは野球と人気を二分するスポーツですが、二十数年前まではスポーツ新聞の片隅に試合結果が載るだけのマイナースポーツでした。1993年にJリーグが開幕すると、サッカーは爆発的な人気を博し、FIFAワールドカップ5大会連続5度目の出場を果たすまでに急成長しました。

講演内容は、「失うものは何もない」と数々の困難をくぐり抜けてサッカーのプロ化に至った経緯、「空疎な理念」と厳しい批判を受けながらも、「地域スポーツの振興」「スポーツ文化の確立」を目指して運営されてきたJリーグのこれまでを語っていただきました。川淵キャプテンら関係者を突き動かしてきたのは、夢と情熱、そしてJリーグの理念でした。サッカーがこれだけ発展した背景には、「Jリーグ百年構想」に描く理想の未来があったから。「理念」は夢を叶えるための大きな力になる、それを学べる貴重な講演となりました。

ビジネスマッチングプレゼンテーション1名、90秒PRスピーチには4名がチャレンジ

川渕キャプテンの講演の後は (株)コミクス 代表取締役 鈴木 様より、インターネット広告を中心とした最適なコミュニケーションサービスのプレゼン。 90秒PRスピーチでは(株)ちえぶくろ 代表取締役 舩越様、 (株) TakeAction 代表取締役 成田 様、(株)横浜フリエスポーツクラブ 代表取締役社長兼COO 北川 様、(株)ブレークスルー 代表取締役 馬場 様の4名が挑戦されました。是非、90秒の制限時間いっぱいまでアピールタイムをご活用ください。参加のご応募は事務局まで。

講演後の懇親会では、川渕三郎キャプテンとの名刺交換を希望する会員の長蛇の列が。人気の高さがそのまま表れていました。近藤代表理事からは、人を巻き込む理念の重要さを改めて痛感したと話され、日本のサッカー史における大きな分岐点となったJリーグ創生期のストーリーは、リスクをもって起業の第一歩を踏み出された起業家の皆さんに深く響くお話でした。パッションリーダーズは2011年4月に創設。おかげさまで3周年を迎え、たった50名の会員から、今では1,600名を超えて日本最大の情熱経営者団体となりました。これからも経営者の皆さんと一緒に突き進んでまいります。