野田 聖子 氏 政治家
日本はもっと多様性を生かす社会に変わることができる
梅雨の晴れ間となった6月21日、セミナーを開催いたしました。講師には半年以上ぶりの女性、衆議院議員 野田 聖子 氏をお迎えし、会場には170名の皆さまにお集まりいただきました。
講演のテーマは「日本の行方~よきリーダーになるために~」。今の日本は国会/経済界/司法のどの分野においても圧倒的に男性社会である事実に対し、女性に限らず多様性をもった人々参画していくこと、また多様性を生かした社会を作っていけるリーダーが今後の日本を支えていくと語り、そのようなリーダーが増えていくことを望んでいるという野田氏の講演は女性経営者も多く活躍するパッションリーダーズへのエールにもなりました。
「当たり前を捨てる」ことで時間を有意義に使うことができ、仕事の完成度も高まる
と、枠にとらわれないご自身の働き方についてもお話しいただき、男性社会に立ち向かう強さと、女性であるあたたかさを兼ね備えた野田聖子氏の講演は勇気をもらえる内容でした。
次回の定例セミナー
来月の定例会は、TRUNK(HOTEL)で開催するサマーパーティーです。いつもと違う会場で経営者の交流をお楽しみください。ご参加をお待ちしております!
お申し込みはこちら
(撮影:阿部フォトグラフィー株式会社 阿部 拓歩 氏)
名古屋発!全国170パートナー、広がる非常パンの輪。
株式会社ブレイクスルー 代表取締役 北森 勝也 氏
所属:NAGOYA Branch
サービス内容:IT
名古屋でシステム開発・運営を営む北森社長は、東日本大震災の時に渋滞や食料難を身をもって体験したことが発端となり、「災害時に貢献できる事業をやりたい」という想いを抱いたそう。その想いに賛同してくれた会社経営者らと「Helpan(ヘルパン)171」の運営を始め、2019年2月に法人を設立しました。
「Helpan171」とは「ヘルプ」と「パン」の掛け合わせと、NTT災害用伝言ダイヤルの番号にちなんで名づけられました。主に企業や団体が「パートナー」となり、各地にある代理店を通じて5年間保存可能なパンを購入します(1口40個、税別1万円)。北海道の授産施設でつくられるこのパンは、保存期間が迫ると法人がパンを回収、子ども食堂に寄付する仕組みでムダもありません。
実際に災害が発生したら、被災地域のパートナーは自分たちの備蓄パンを非常食として利用し、他の地域のパートナーは被災地のパートナーや代理店に備蓄パンを送ります。各地の備蓄数は管理把握されており、素早く確実に被災地に届けられるそう。
全国各地にオフィスやビルを所有するオフィスパークさんやビルプランナーさんを筆頭に、その取組みを知ったパッションリーダーズ会員企業のメンバーも続々とパートナーとしてその輪を広げる協力をしてくれており、県内を中心に今では全国に170以上に拡がっているとのこと。
「パッションリーダーズの仲間は、みんな『誰かのために』という思いが強いので、とても心強いパートナーになってくださっています」
詳しくはぜひWebサイトをご覧ください。
▼全国のパートナーが備蓄したパンを被災者へ Helpan171
https://helpan171.jp/
匠の技が光る!元気で明るいオーナーのキャラが映えるオシャレな空間にリニューアル。
発注者:有限会社hanamatsuri 代表取締役 今野 文恵 氏
所属:TOHOKU Branch
サービス内容:生花販売
受注者:株式会社トップアートセクション 取締役開発営業部長 髙橋 孝行 氏
所属:TOHOKU Branch
サービス内容:建築関連
仙台でお花屋さんを営む今野さんと、山形で店舗設計や住宅設計を手掛ける髙橋さんは、共にTOHOKU Branchの参事としてもご活躍されており、ビジネスマッチング会でも度々顔を合わせ親交を深めてきました。
ある時、今野さんから店舗リニューアルのお話があり、髙橋さんが引受けることに。いざ、お店に行ってみると、なんとそこには、以前から髙橋さんが気になっていたお花屋さんが!
「実は、僕は前からそのお店のことを知っていたんです。せっかくこんなに車通りもあって、見通しも良い、角の好立地なお店なのに勿体ないな...と。自分だったら、こんな風に格好良くしたいな、なんて考えていました。そしたら、今野さんのお店だったなんて、偶然ですごく驚きました。」
話を聞いてみると、元々先代がたばこ屋さんを経営していた店舗を改装したのだという。パッションリーダーズでつながった意外なご縁が、素敵なマッチングを起こしました。
今野さん曰く、「信頼している髙橋さんなので、全てまるっとお任せしました。私からの要望といえば、青山とか表参道みたいなオシャレな雰囲気で、イケメン男子が入りやすいように、と伝えただけです。お陰様でイケメン男子が沢山来てくれるようになりましたよ(笑)」
髙橋さんは、店舗や住宅に関わる全てのコストを拾い出し、予算の範囲内でデザインもディレクションも行なっている、暖かみ溢れるデザイナーとして県内外で幅広く活躍の場を拡げています。
「シンプルなお花屋さんで、かつカフェのようなオシャレな空間を演出しました。主役はもちろんお花なので、主役が引き立つように心がけつつ、ブリックタイル、モルタル塗り、壁面緑化などさりげなく攻めてみました。とにかく目立つ場所なので、エリアに明るさとオシャレをもたらし、イメージアップでエリア貢献できればと。オーナーの今野さんがとにかく明るく、楽しい方で、笑いあり、涙あり、本当に素敵な現場でした!パッションリーダーズのご縁に感謝です。」
2018.2.20にリニューアルオープンした「hanamatsuri」は、植物の魅力が引き立つ内装はもちろん、店内には気軽にコーヒーが飲めるくつろぎの空間も作られ、まるでニューヨークにでもいるような幸せな気分にさせてくれます。仙台にお立ち寄りの際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。